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大企業が安定している説は崩壊?リストラされる時代がやってくる?

近年、こんな内容の話を良く耳にしますね。

EXAMPLE

・大企業が安定している時代は終わった
・日本の終身雇用制度は長くは続かない
・これからは転職を繰り返すのが基本

などなど。

どれも一昔前言われていなかったですよね。
ですが、大企業の安定説が否定され、これからどんどんリストラされるような時代がやってくる、と良く語られるようになりました。

本当にそうなのか、ということを実際に大企業で働いている身として感じることを今回は記事にしていきたいと思います。

結論としては、大企業の安定説はまだまだ崩壊していないし、将来もしかしたら崩壊するかもしれないけれども、今安定しているのであればその恩恵は享受すべき、です。

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そもそも安定とは

そもそも安定とは何でしょうか?

POINT

安定とは、
・給料が保証されている
・基本的に給料が下がることはない
・定年まで働きつづけることができる。つまりクビにならない

ということですよね。

特に日系の大企業は上記が保証されている感が強いです。

よく言われていることの一つとして、
「最近の若者は安定志向が強い」
ということがあげられますが、それは給料や定年まで働き続けられることが保証されている会社を希望する人が多いということを意味します。

それゆえ大企業の人気度というのはなかなか落ちることがありません。
それだけ「安定」には魅力があるということでしょう。

さて、この「安定」が否定される意見を多く耳にすることが増えましたが、果たして本当でしょうか?

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大企業が安定している説は崩壊?

大企業が安定している説が否定されるのは、以下のような出来事が発端です。

EXAMPLE

・原子力発電の事故による、電力会社の経営基盤を揺るがす問題
・かつては大手日系メーカだったが、経営不振により海外企業に買収

などなどの事例。この事件が起きた直後は、それぞれの企業は経営に苦しんでいるニュースが連日放送されていましたよね。

このように、経営基盤を揺るがす問題が発生したとき、会社はそれまでの社員の待遇の見直しを迫られたり、社員全員を守り抜くことができなくなります。

この瞬間、給料の保証や、リストラによりいわゆる「大企業は安定している」という説が否定される、というわけですね。

しかしどうでしょう。
上記に上げた例の企業はいずれも経営を回復し、元の状態までとは言いませんが大企業としての給料を支払えるまでになっています。

他の大企業にしてみても、基本的に大企業の安定というものは継続されているものであり、これは近い将来の中でそう簡単に覆せるものではありません。
そもそも大企業が崩壊している事例は別に今始まったことではないですよね。

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大企業が安定している説の崩壊は今に始まったことではない

1999年に当時、大手証券会社であった山一證券。
この会社も大企業であり、入社できた社員はエリートとして周囲からは称賛されていました。
しかし、経営が耐えられなくなり、会社自体が倒産。
大企業が倒産ということでかなりインパクトのあった出来事でした。
倒産してしまうと、会社自体がなくなるわけですのでもちろん全員解雇。
転職先を探すことになります。

この時も、大企業の安定説は終わった、と言われていましたが、当時から約20年が経とうとしている現在でも大企業安定説は健在です。

要は、どこかの大企業の経営状況がやばいです、とニュースになるたび、この手の意見が繰り返されるわけです。

大企業が倒産しない限り、安定が崩壊する可能性は今の所低いと思います。
それに、将来のことをそこまで気にして「大企業はちょっと・・」と敬遠するよりも、今は安定した給料や待遇を得ることができるのは事実なのですから、それを享受すれば良いじゃん、というのが私の考えですね。そこでスキルやら能力などは身につければ良いと。

経営がやばくなったら給料が下がったり、リストラは当たり前

倒産までは行かなくても、大企業とはいえ経営基盤を揺るがすほどの赤字が発生した場合、何らかの対策を取る必要があります。
真っ先に削減されるのは、出張経費や社員の研修経費など。
ほとんど出張できなくなりますし、外部研修も受けることができなくなります。
大きな赤字を出した場合はこれだけでは精算できないので、ボーナスのカット、残業代のカット・・。
給与がみるみるうちに削減されていきます。
そして、早期退職の勧告。
ここまできたらもはやパワハラとかそんなことを言っている状況ではなくなっています。
事実上のリストラですね。この時に優秀な社員は自発的に辞めていきますし、仕事のできない人は真っ先にリストラ候補にあがります。

考えてみればこれは至極当然のことで、「経営がやばくなったら給料が下がったりリストラは当たり前」なのはいつの時代になろうが変わらない真理だと思います。

大企業は安定しているが、常に絶対的なものではない

これが個人的な結論です。
絶対に定年まで働き続けることができる会社、なんていうのは誰にもわかりません。
ですが、資本力がある大企業は「定年まで働き続けることができる」確率が中小企業などと比較すると非常に高いです。
これは過去の歴史から見てもそう簡単に覆る話ではなく、まだまだ大企業の安定説は崩れないと思います。

最後に、大企業は安定ではあるものの、収入源をそれ一つにしてしまうことはリスクであると感じます。
大企業の経営基盤がヤバくなる時はいつかやってくるかもしれません。
その時に給料が下がり、ボーナスが支給されなくなり、挙げ句の果てにはリストラ候補まで上がってしまうと・・。
そうなっても特に困らないように、自分の力で稼ぐことができる能力を身につけることが大切なのです。

具体的には上記の記事で語っていますが、このブログの主テーマである、大企業での安定的収入を得つつ副業で稼ぐということは、上記のような状況になった時にも活かせるスキルなんですね。
今受けれる大企業の安定恩恵を受けつつ、自分で稼ぐことができるスキルを身に着けていけば将来の不安なんてなくなります。
そのために副業を始めるということは非常に理にかなった考え方であると個人的には思いますね。

今回はこのあたりで。

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