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【情報処理技術者試験】午前問題に合格するための勉強法

応用情報技術者試験や、プロジェクトマネージャやデータベーススペシャリストなどの高度情報技術者試験で突破しなければならない午前問題。
今回は午前問題の勉強法について、私がいつも実施している方法をお伝えしたいと思います。
まあ結論、問題文と回答を紐付けて暗記していくだけなんですけどね。
あと、最後に述べますが午前問題で落ちると午後問題を採点してくれません。午後問題は普段の問題演習で自分が何点取れるのか、よくわからないのが実情なので、採点してもらうことに意味があります。落ちるにしても午後問題で落ちて次に活かしたいところです。

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午前問題は問題文と回答だけを暗記せよ

真面目な人は、勉強しよう!ってなるとこう考えていませんか?

BAD EXAMPLE

「問題文を読んで、回答に至るまでの理屈を覚えないと!」

普通はそう考えて勉強していくものですが、情報処理技術者試験の午前問題の勉強法に関して言えば、これはNGです。

例えば、午前問題では計算問題が毎回一定の割合で出題されますよね。
こんな問題です。

【午前問題の計算問題の例題を確認する】

数学受験してきた人であれば難しくないのですが、数学が苦手な人もいると思います。
そういう人が、一生懸命に解説を読んで、なかなか理解できずに勉強のモチベーションが全然上がらない・・
みたいな感じになってしまっている人が、午前問題で躓いてしまうのかなと思っています。

解き方ですが、もうこれだけ。

POINT

問題文と回答だけ暗記せよ!

これが鉄則です。もちろん、解説を読んでスラスラ理解できる人であれば解説を読んで回答手順を確認するのは全然良いですが、わからない人は解説を理解すること自体、あまり意味がありません。
その理由は2つ。
①目的は、資格試験の合格。あくまでも正解できるものを増やしていくことが最優先であり、過去問と全く同じ問題が一定の割合で出題されるので、問題文と回答だけを覚えれば良い。
②午前問題は、たとえ解説を理解したとしても午後問題にリンクするような問題はかなり少ない。

真面目に勉強するメリット、小さすぎます。
類題として数字を変えて出題されることもほとんどないので、問題文と回答さえ結びつけてしまえば、試験勉強としてのタスクは終了です。

さて、先程リンクを貼った問題を見てみましょう。
計算上使う数字が60%、70%、80%となっていますが、先程も申し上げている通り、これらの問題文で与えられえている数字を変えて出題されることはないです。
なので、「3つの不良品の問題の答えは、ウ45.2」ということを暗記できればOK。
こういう形で暗記していくわけですが、かなりの問題数を覚えないといけませんので、覚え方にも工夫が必要です。
私の覚え方ですが、こういった場合、「3つの」と「ウ」を紐付けてしまいます。
「ウ」はア行の3番目ですよね。こうやって関連性をもたせて覚えていくと、暗記もしやすくなります。
これは計算問題でなくとも勉強方針は同じです。「問題文でこうきたら、回答はこれ!」をひたすらストックしましょう。

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過去問は直前の過去問を除いて最低10回分を3周する

説明した勉強法で、最低10回分を3周しましょう。
なお、直近の過去問は飛ばしてOKです。直近の過去問からリサイクルされる割合は少ない傾向があるからです。直近を飛ばして、最低10回分を3周、これを最低限の目標としましょう。この中からリサイクルされる問題を確実にとき、残り初めて見る問題に対しては適当に選択肢をマークしておけば、確率論的によほど運が悪くない限り、合格点である60点に到達することが可能です。

過去問演習のポイントは、それまでに積み上げてきた「問題文でこうきたら、回答はこれ!」をテンポよく回答していくこと。
間違えてしまった場合、「問題文でこうきたら、回答はこれ!」の紐付け方がいまいちな可能性がありますので、もうちょっと良い覚え方ないかな?と微修正を入れていきましょう。いちいち解説を読む必要はありません。
試験直前には、10回分を1周するのに1時間もかからないと思います。
そこで間違えた問題だけ、ピックアップしておいて試験直前に見直せば合格採点点レベルギリギリに届いていることでしょう。

心配な方は、安全圏として10年分、つまり20回分の演習するのが確実ですが、ここは時間との相談ですね。
リサイクル問題に出会う確率が、確実に20回分演習していたほうが増えます。20回分やれば、リサイクル問題だけで60点取れる、つまり合格確実です。
やれば絶対できますので、とにかく問題と回答を結びつけて、反射的に回答できるようになりましょう!(いちいちなんでこの回答になるんだろう?とか考えないこと!)

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そんな勉強法、意味あるの?

学ぶという意味ではないですよ、もちろん笑
まあ、試験合格する以外には何の意味も持たない勉強法ですが、合格点を取ることが最優先ですし、時間は午後問題の演習に使うべきですので、午前問題としてはこういった勉強法を強くおすすめします。
そもそも、一生懸命勉強したとして、3年後に午前問題解いてみても、ほぼ解けないと思います。であれば、真面目に解説読んで勉強すること自体、意味が薄いので、自分は真面目に取り組む必要性は極めて薄いと思いますね。
午後問題の演習に時間を使うため、午前問題はひたすら暗記してしまいましょう。

時間がない場合は午前問題1だけに集中するのも戦略的にあり

これはプロジェクトマネージャやデータベーススペシャリストなどの高度情報技術者試験を受験する人限定の話になります。
午前1は、午前1だけに合格することで、そこから2年間は午前1の受験が免除になります。
例えば、令和2年春季試験で午前1に合格、午前2で落ちたとします。そうすると、令和2年の秋季試験、令和3年の春季、秋季試験は午前1は合格扱いにて、午前2から受験すれば良いことになります。
午前1を受験しなくてよいのは結構でかいです。午前1は問題数も多く、前述の通り暗記しなければならない問題がかなりあります。
午前1の勉強時間をまるまる午後問題の勉強時間に使えるのは、結構気持ちが楽になります。

なので、毎回試験会場では午前1の試験だけ受けて帰宅する方が一定数います。
受験料はやや勿体ないですが、戦略的にはありですね。

私としては、やるなら午後1の問題まで回答して帰宅します。
というのも、午前1と比べて午前2は問題数が少なく、暗記する問題数がかなり少ないので楽に合格できます。午後問題は、自分が回答する内容で一体どれくらいの点数が取れるかがわかりにくいので、午前1受かるなら午後1も受けて、採点結果を見てどれくらい不足しているのかを見る、ということが重要だと思うわけです。

ということで、私の午前1の勉強方を紹介しましたが、意識を資格試験への合格と、午後問題に向けての勉強時間を捻出するということを念頭におき、午前1という暗記ゲームを乗り切ってください。

最後に!

POINT

午前問題1の過去問集は購入するな!

超重要ポイントです。笑

過去問は、先程掲載したリンク先に、全て掲載されていますし、スマホがあれば電車などで勉強できますので、本を買う必要はありません。
買っちゃだめですよ、お金モッタイナイので。

質問などあればコメントかお問い合わせからどうぞ!

それでは。

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