リストラはこの先の時代、どんどん身近になる言葉の一つになると思っています。
こう思う理由は、
✓終身雇用が徐々に崩れていく
という未来が予想されるという点が一番大きいです。
とはいえ、将来なんてどうなるかわかりません。
今後100年くらい、日本の終身雇用は全然変わらないかもしれないし、ある程度の年齢になるときにリストラの恐怖におびえて転職先を探す必要のある人とない人で分かれているかもしれないし。
しかし確実に言えることは、「リストラされても再起できる能力を身につけることが大切」ということです。
もちろん、リストラされやすい人というのは、この能力がないケースがほとんど。
そりゃそうですよね。自力で何かしらの成果を上げることができる人間は、会社はリストラ対象に選ばないですから。
どんな人間がリストラされやすいか、会社で見てきた私の経験を展開していきたいと思います。
リストラされやすいタイプはこんな人
まず、このサイトのいくつかの記事で言及していますが、サラリーマンにおける「仕事ができる」ということの定義は、
思考×行動×人間関係
で決まるというのが私の持論です。
リストラされやすい人はこの逆説で、こんな感じですね。
思考レベルが低すぎる
行動力がなさすぎる
人間関係が苦手すぎる
この3つの要素が重なった人です。
スキルがある人だったら人間関係とか苦手でも大丈夫なのでは?
という意見も聞こえてきそうですが、思考レベルも低くて行動力がない人って、ほぼほぼスキルもないです。
その時代に求められているスキルを習得できるとは到底思えないですし、私も出会ったことないですね。
とりわけヤバいのは人間関係が苦手なタイプ
人間関係が苦手で、孤立しがちなタイプは企業からは好かれないです。
基本的にはチームで仕事をしていくことが求められることが多いので、考えてみれば当然の話。
また、人間関係が苦手な人は、自分の意見を相手に伝えることが苦手、つまりコミュニケーション能力が低い場合が多いため、仮にその人に強みがあったとしてもなかなか認識されずにリストラ候補に名前が上がっていく・・なんていう風になってしまいます。
後述しますが、人間関係が苦手だから、人間関係を得意になるためにはどうしたらよいか・・ということを考えても良いですが、あまり得策ではないと個人的には思います。人間関係の得意不得意は、生まれ育ってきた環境が大きく影響してきますから、そんな簡単に変われません。
なので、他の方法で解決に向かったほうがよいと思います。
年齢だと45歳以上は赤信号
日本の企業で早期退職を募るニュースが頻繁に話題になりますが、早期退職には条件があって、それが
45歳以上の社員
です。
早期退職を希望すると退職の条件がよくなるので結構応募があるのですが、会社にとって辞めてほしくない人が早期退職に応募した場合引き止められます。
一方、狙い通りの人が応募してきた場合は全く引き止めなし。
悲しいですよね・・。まあ、そういう制度なんで仕方がないですが。
会社の業績がよいときや、景気が良いときには早期退職したとしても問題はないですが、問題なのはその逆のとき。
景気が悪い時などに早期退職してしまった場合、そのような社員が再就職するのはかなり難しく、年収半分以下でやっと・・というところかなと思います。
リストラされやすい人から脱却するためには?
じゃあリストラされやすいタイプから脱却するためには、人間関係を得意にするしかないのか、というと、そうだと思います。
もしくは、するどい思考を重ねる、行動力でずば抜けた情報収集能力を発揮するなどが必要かなと。
ただ、目指すべきは「リストラされやすい人から脱却」するのではなく、「リストラされても再起できる能力を身につける」ことです。
マインドの話になってしまいますが、「リストラされやすい人から脱却」しようと思っている人は、会社員であり続ける限り「いつリストラされるだろう・・」といった悩みを常に抱えて生きていく必要があります。
そんな必要性を抱えてずっとサラリーマンをするのは、精神衛生上良くないに決まっています。
そういう人がとりがちな行動って、人間関係が苦手だから、得意になるためにセミナーに行ってみよう、とかですよね。
そんな苦手な分野を頑張るより、得意分野というか自分の中でまともな領域を拡張、伸ばしていく方が絶対良いのに。
一方、「リストラされても再起できる能力を身につける」ことを考えると、自然と仕事に打ち込む人材になっていきます。
となると、リストラされやすい社員からも自然と脱却していきますよね。
後者のマインドで、日々の会社員生活をどう過ごしていくかを考えることが、結局「リストラされやすい人からの脱却」につながっていきます。
リストラされても再起できる能力を身につけるためには?
この能力は2つに分類できます。
・自力で稼ぐ能力
・転職できる能力
自力で稼ぐ能力
会社員をやっているとこの「自力で稼ぐ」力はなかなか身につきません。
業務外で自分で稼ぐ努力をする必要があります。
今の時代は、会社員をしつつ副業で自分で稼ぐスタイルが最強だと思い、このサイトでも情報発信しています。
以下の記事でどんな副業があるのか、個人的なおすすめを紹介していますのでチェックしてみてください。
とにかく大切なのは
・行動を起こして、興味が一番あるものに挑戦してみること
・それを継続すること
ですね。これができればどれでも稼げます。
転職できる能力
単純に以下の質問、答えられるでしょうか?
「あなたが今まで身につけてきた能力はなんですか?」
答えられない人、かなり多いんです。
・ちゃんと経験を棚卸しすると実は身についている能力があるものの、うまく表現できないパターン
・これまでやってきた仕事内容がいまいちで、本当にアピールできる能力に乏しい人
の2種類に分かれるのですが、結論この質問にしっかり答えられるようになればOK。
では、
・そのような質問に回答できるようになるためにはどうすればよいか
・転職を成功させるためにはどうしたらよいか、そのノウハウは以下の記事で公開していますので興味があればどうぞ。
上記のどちらか、と言わずに、両方の能力を身につけるために日々努力することで、最強のサラリーマン人生が送れると思います。
これらを身につけることのメリットは、こんな感じです。
・一つの会社にしがみつくことから開放される
⇨評価や特定の人間で気にすることが少なくなる
⇨ストレス減る
・収入が上がる
⇨月数万円でも収入があがれば生活は想像以上に安定する。
・挑戦することに意欲的になる
⇨この状態になれば、朝起きて会社に行くのが嫌だ、とか言わなくなります。
マジでメリットしかないですよ。
最強のサラリーマンになるためには相当な努力が必要ですが、その価値はあります。
一つの価値観として参考にしてみてください。
リストラって今後どんどん身近な言葉になっていくと思いますが、「どうすればリストラされにくい人になれるかな?」ではなくて、「リストラされても再起できる能力を身につけよう」という思考をすべきだと思う。前者の最適解は人間関係を得意になることですが、後者は自力で稼ぐ、転職できる能力😏
— ティモン@大企業×副業が最強 (@timon_kp) November 6, 2019
今回は以上です。
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