新入社員のみなさん、疲れていませんか?
仕事が嫌になっていませんか?
先日以下のツイートをしましたが、新入社員が疲れているなという光景をたくさん見てきました。
新入社員で疲れた・・という人が毎年職場に配属されてから数ヶ月で大量に発生します。ぶっちゃけ無理する必要はまったくなくて、周りに相談して全然OK。何が嫌なのかわかれば対策が打てるし、転職するにしても自分が嫌なことを明確にして仕事を探せるからプラスしか無い。抱え込むより吐き出しちゃえ
— ティモン@大企業×副業が最強 (@timon_kp) May 19, 2019
おそらくこのページにたどり着いている方は、疲れて会社を辞めてしまいたいと思っていることかと思います。
ぶっちゃけそのままの勢いで辞めてしまっても良い、と個人的には思いますが、次の会社でも同じ状況になるのは不幸ですよね。
そうならないようにするために、自分がなぜそんなに疲れているのかの原因を特定し対策を取ることが大切になってきます。
新入社員が元気が無いときに話をきいてみると、ほぼほぼ以下の4パターンに大別されます。
①環境への適応で疲れた
②残業が多くて疲れた
③何のために仕事しているか分からなくて疲れた
④人間関係に疲れた
さて、ここから上記の4パターンの具体例と改善策を説明していきます。
新入社員が疲れてしまうパターン4選
①環境への適応で疲れた
入社すると必然的に新しい環境になりますよね。
・新しい組織
・新しい人間関係
・新しい場所
・新しい仕事・・・
ほとんどの新入社員にとって何もかもが新しいはずです。
そういう新しい環境というのは意外と大変なもの。
・自分に合わない風土かもしれない
・自分に合わない人間がいるかもしれない
・自分にとって思い描いていた仕事場ではないかもしれない
・自分にとってストレスな仕事かもしれない
入社前はワクワクしている反面、入社後は実際大変で・・というケースが多くなるのは、かなりの環境適応能力が求められているからです。
じゃあ解決策として、環境適応能力を高めよう!
とできたら良いのですが、環境適応能力ってそう簡単に向上するものではないです。これまでをどう生きてきたかとか、どういう環境で育ってきたか、ということが大きく関係するので長期的に養われるものであって、短期間で解決はほぼ不可能です。
よって、ここでの解決策への第一歩は
「自分にとって合わないことを認める」
です。
何が自分にとって合わないのかを明確にできれば、それを回避するためにどうすれば良いのかを考えられるし、違う会社に転職するときでも譲れないポイントとして会社選定を行えるようになり同じような苦しみを味わうリスクを軽減することができます。
例えば、
入社してみたけど思ってた仕事場じゃない!もっときれいで高層ビルで働けると思ってたのに・・。毎日職場に来ようとするたびにストレスを感じる。
というパターン。
仕事場に強いストレスを抱いているケースですね。
この解決策はシンプルで、きれいな高層ビルで働けるようになればよいですよね。
ということは、
・会社内でそのような職場で働けるプロジェクトを探し、そこに移させてもらう
・転職先としてそのような職場で働ける会社を探し、転職活動を行う
が解決するための行動になります。
悩みがこの1ポイントのみであれば、社内でのプロジェクト異動が楽かなと思います。
今の時代、自分はここにいきたいです!ということを上司に言い続ければ叶いやすい環境になっているので、比較的叶えてもらいやすいかなと。
会社としてはそれを拒否して辞められてしまうよりは、受け入れて活躍してもらう方を望みますからね。
環境と言っても悩みは様々。自分にとって何が嫌なのかを明確にできれば対策は結構シンプル
②残業が多くて疲れた
新入社員で配属されたプロジェクトや部署が残業むっちゃ多いところだった・・というケース。
残業に耐えれる人であれば良いのですが、これが肉体的にも精神的にも強いストレスになる人がいます。
残業は近年管理が厳しくなってきてはいるものの、まだまだサービス残業や上限を超過した労働を見て見ぬふりしているところはあります。
この場合、一刻も早くその場から逃げた方がよいですね。
先程の①と似ていますが、結局解決策は以下のどちらか。
・会社内で残業が少ない部署やプロジェクトを探し、そこに移させてもらう
・転職先として残業が少ない会社を探し、転職活動を行う
です。シンプルですね。
残業が多い中大変だと思いますが、上記は並行して実施するのが良いと思います。
会社内で探して、適して部署やプロジェクトを見つけたとしてもそこに異動するまでどれくらいの時間がかかるかわからないものです。
転職であれば、求める会社から内定さえもらえれればすぐに移れるし、転職するまでの間休めますから。
残業で精神的に疲れている人は、残業が少ない部署や会社へ早めに異動すること。(長時間働くことが向いていない人も多くいるし、決して社会不適合とかではないですよ!)
③何のために仕事しているか分からなくて疲れた
新入社員あるある。この悩みはかなり多いです。
新入社員は雑用ばかり任せられる傾向が強く、「こんな仕事をやるためにこの会社に入ったわけではないのに・・」
という感じになり、やる気が出なくなりなんだか疲れた・・という状態に。
また、それらしい仕事を任されても、いまいちどうこなしてよいか分からず自分の思い描いていたパフォーマンスを発揮することができなかったり。
自分で作成した資料やアウトプットには、自分的には自信があったのにいざ先輩や上司に提出すると多くのダメ出しや指摘を食らったり。
まあ、大抵の場合うまくいかないもんですよね。
上記のような状況が重なったときや、繰り返し体験していくと結果として
「何のために仕事しているか分からなくて疲れた」
に陥るわけです。
そしてこのパターンの解決が最も難しいです。
雑用はどこの職場でも存在するものであり、年次が低い社員がやるということが暗黙的に決まっています。
また、上司や先輩と比較すると仕事のレベルが低いのはまあ当然の話であり、なかなか自分の思い通りにいかないです。
ではどうするか。
まず、雑用は複数人で分担することにするべきです。
大きな組織であればあるほど、雑用を一手に引き受けてしまうとそれだけで日々の業務が終わってしまいます。
雑用でも成長できる、なんて言われたりしますがぶっちゃけ雑用ばかりしていても成長なんかしないです。お客様への何かしらのアウトプットを自分の手で作っていく、考えることのほうが成長するに決まっています。
なので、雑用を分担し、自分のしたい仕事の時間を作ることが重要になってきます。
残業の分担は、自分と年次が近い先輩に相談するのがベスト。
ですが「そんなのは新人の仕事でしょ!私だって自分一人でやってきたんだから!」と言ってくる人もいます。
そういう人は完全スルー推奨。お願いしても無駄なので、わかってくれる人を見つけましょう。
もし理解してくれる人が一人もいないのであれば・・そこは早く去るべきですねw
次に、自分のパフォーマンスの低さや、上司・先輩からの指摘の多さにがっかりしている人へ。
この解決策は「成長する」しかないと思いますね。
まずは、「なぜ」を考える癖をつけることが第一歩。
例えば、自分の作成した資料で多くの指摘をもらったとき。
あなたは、一つ一つの指摘が「なぜ」されているのは自分で自分に説明できますか?
言われたことをただ資料に反映していませんか?
もし「言われたのでやってます」だとするとそこに成長はないです。
思考停止しているので、将来また同じような指摘をもらい愕然とするループが待っています。
ですので、自分の資料やアウトプットに指摘された場合は、「なぜその指摘をもらったのか。その指摘を反映することでどういう効果があるのか」を自分で自問自答しましょう。
その結果、なぜかがわからない場合は指摘者に聞いてみるのも全然アリです。
ただ言われたとおりにしているだけが一番もったいないし、将来的に損します。
まあ、新入社員の作成する資料はほぼ100%指摘されますから、そんなもんなんだなと思って気楽に取り組むと良いですよ。
仕事がなんだか疲れたという人は、まず自分の仕事で誰でもできる仕事(雑用)を分担してみよう。
仕事がうまくいかない人(自分が思うように成果を出せない人)は、きっと怒られたり指摘をたくさんもらっているはず、なぜ怒られているのか、指摘をされているのかを考えよう。(ただ言われたことをやっているだけの人間にならないように!)
④人間関係に疲れた
自分と合わない人、まあいますよね。
そういう人と無理に合わせようと思うと疲れていく一方なので、極力かかわらないように仕事をこなしていくのがベスト。
その人にどうしても質問しないといけない・・という状況すらも回避しましょう。
上記のような状況の場合は、身近に仲の良い人にお願いしてしまうのが良いです。
そうすれば、ほぼ関わらずに過ごしていくことができると思います。
スルー力ってやつですね笑
もちろん、自分が苦手としている人が参加する飲み会なども不参加で全然問題ありません。
むしろそれを上司や先輩が知っているなら、「まあ仕方ないな」程度で片付けてもらえるのでお金も浮いて一石二鳥です。
あまりにも苦手な人間が多い場合には職場を変えるしかないのですが、1人くらいなら上記の方法でやっていけます。
苦手な人はスルーして存在すら忘れるくらいにしていきましょ。
自分が苦手だなと思う人と無理にわかり合おうとする必要はなし。
それがストレスになっているのであれば、いかにそのような人と関わらないようにするかを考えるべし。
スルー力を身に着けよう!
さて、疲れている新入社員の方々はどれに該当するでしょうか。
疲れたときは休めば回復する・・という肉体的な疲労であればよいのですが、上記のような悩みは精神的に辛いはずです。
そして、その辛さは本人にしかわからないものです。
良く、こういった相談を上司や先輩にすると、「俺が若かった頃は・・」とかいう謎のアピールが始まり、「だからお前も同じように頑張れ」みたいな論調で話してくる人がいますが、こういう人に相談するだけ無駄です。
こういう人はスルーしておいて、自分で自分のストレス原因がわかっているのですから、それを軸にして次の職場を見つけていきましょう。
ただ行動するのがハードル高い
違う職場を見つけましょう、といってもなかなかハードルが高いのも事実です。
特に、同じ会社内で探すのは、上司に言いにくかったり・・。
その後、異動できなかったら職場内に居づらくなったりするかも・・と考えてしまうからですね。
であれば、社外に目を向けていくことは確実にプラスになります。
ただ転職先を見つけるだけでなく、「こういう仕事や職場があるんだ」という発見もできたりするし、逃げ道を知っておくことができるからです。
それは、普段のストレス低減にも寄与します。社外を知らないと、なぜか「社内だけで生き残っていかなければいけないんだ・・」という謎のプレッシャーを自分でかけてしまったりするものです。
現代は多くの転職サイトが存在しており、自分の経歴を登録しておくだけでスカウトが届くような環境です。
色々検索してみて、気になるサイトに登録しておくだけでも効果アリですよ。
個人的には、ビズリーチを使用したことがあり非常に使いやすかったです。
ぶっちゃけ、転職サイトの登録はこれで十分だと思います。
以下の記事で転職の手順を解説していますが、基本的にはどこの企業に転職するにしてもロジックは同じです。
ぜひ参考にしてみてください。
それでは、今回はこのあたりで。
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